Route301

田舎から上京して現在一人暮らしをしています。生活や音楽や映画、本などから自分が感化された事、思った事などをつらつら書いていきます。

静かだけど熱い

何度も見返している映画があります。

自分にとって大事な映画というのはいくつかありますが

その中の一つが

三浦しをん さんの小説が原作の

「舟を編む」という映画。

 

単純に映画だけとしても

十分に楽しめる内容だと思います。

個人的には主人公の馬締(まじめ)光也を演じる

松田龍平さんの演技が素晴らしかった・・。

当たり前なのですがどの瞬間を切り取っても馬締光也で

役者という仕事の偉大さを感じました。

 

全編通して物語は静かに進行していきます

そういった穏やかな雰囲気が 

映画に合っていてかつ魅力を増しているのでないかなと思います。

 映画を観終わってしばらくの間、脳内をぐるぐると思考がまわっていました。

 

そうだ。人と人とを繋いできたのは

今も昔も言葉に他ならない

人に何かを伝えたいから、理解したいから

言葉を探すのか。

何かの「台詞」ではなく根元の「言葉」と向き合う

キッカケをくれる映画でもあると思います。

 

映画を観る度に言葉について考えさせられます。

時代が変われば言葉も変わる

でも絶対に無くなる事の無いもの

 

僕は言葉を上手く使える人を尊敬しています。

自分自身、言葉で何かを伝えるのが得意ではなく

ましてや文章を書いて伝える事も・・。

それでもこういったブログという手段を選んだのは

上手く言葉を使えるようになりたいからなんだろうなーと思います。

 

こんなでも上手くなる事を信じて書いていこう・・(笑